シルクテンション 収納マニュアル

テンション構造の注意点

1.テンション構造を支えるテンションコードは重要な部品です。切れている場合は使用しない。
2.シートQRは必ず上下確実に締めて使用する、(固定の確認は上・下を別々に固定しサドルが動かないか確認)
3.テンションコードの固定ネジや各部のネジに緩みが無いか確認してから使用する。
4.乗車してサドルにまたがり体重が掛かるとテンションコードが張っているか手で握り確認する。
5.テンションコードの張りの確認はフロントセンターが610mmから620mmの範囲で有れば問題ありません。自転車を真直ぐに置いて左右を計り計測します。

ブレーキレバー比の注意

ロングストロークVブレーキは650A(26×13/8)、650B(27.5インチ)さらに700Cまでのホイールを装着可能です。
標準の700Cホイール装着時にはキャリパーおよびカンチ用ブレーキ/レバーが装着されます。
このキャリパーおよびカンチ用ブレーキのレバー比率はロードバイク用ブレーキレバー(STI、エルゴパワーなどの変速機能付を含む)を使うことができます。
650Aおよび650Bホイール装着時のブレーキシュー取り付け位置はVブレーキ用ブレーキ/レバーの比率になります。車輪交換時はレバーを変えるか、レバー比率を調整可能なレバーにして下さい

収納手順

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上下のQ Rレバーを緩め、車体をしっかりと押さえてサドル/シートポストを抜き取ります。

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メインチューブを持ち上げるとシートステイ上部が上QRレバー(シートピン兼用)から外れ、後輪ユニット全体を下へ折り込めます。(ボトルケージのベロクロテープを外してから)

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後輪ユニットがメインチューブの下に収まったら、ボトルケージ付属のベルクロテープでクランクと一緒に固定します。

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抜き取ったサドル/シートポストを下QRレバー側のシートチューブに差し込んで収納して終了です。(下QRレバーは締めません)

 

この状態で前に転がすことができるため、エレベーターなどへの持ち込みも容易になります。
輪行ではモンベルなどの下が開くバックが使い易い。 収納サイズは車輪径やハンドルバーの形状・幅などによって変動します。輪行袋のサイズによってはハンドルを抜くなどの追加手順が必要になる場合があります、お使いになる輪行袋に収納できるかどうかを事前に必ずご確認ください。 (注)駅改札内では規定により輪行袋を全て閉じる必要があります。