TALL36〈36インチ車輪のトールバイク〉

 

 36“TALL BIKE フレーム

36インチの車輪ではフロントセンターが長く必要になります、このためハンドルまでの距離が長くなりますが、トールバイクにすることによりクランクの車輪への接触を回避して普通より短めの530mmトップを実現しています。
トールバイクではフレームのバックが弱くなります、前から、ブレーキ台座に伸びたダブルチューブはバックを補強すると共に、トップチューブの無いフレームはイザと言う時に足を付き易くしています。
フロント変速機の取り付けとバックの補強を兼ねた、FDチューブもフレームの剛性を上げています。
同じ走行スピードでもタイヤの回転の遅い36インチにはDISKブレーキは適しません、ダブルチューブはブレーキ台座を補強して、ブレーキ力をフレーム全体に逃がします。

 タイヤのジャイロ効果や復元モーメントの強大な36インチでは、乗員の重心を高くして、重心移動による運動性能を高めています。